日本学校ソーシャルワーク学会 関東甲信越地区SSW研究会 平成22年度 第1回公開研究会
テーマ
「スクールソーシャルワーカー活用事業の現状と課題」
~東京都の現状および文部科学省「生徒指導施策」との関わりを通して~
講師、企画・進行
講師
- 野田正人(立命館大学教授)
- 清水克修(明治学院大学講師)
企画・進行
- 大崎広行(目白大学教授)
趣旨
いじめや不登校、非行や貧困問題など、学校現場では従来の生徒指導や教育相談の枠を超えて、福祉的な視点から支援が求められるケースが増えてきています。 これを受けて、国も平成20年度から「スクールソーシャルワーカー活用事業」を立ち上げ、教育現場に福祉的視点を導入しました。
本事業は、実施から3年目を迎え、全国各地で広がりが見られる一方で、地域によっては、教育関係者や一般の方々に周知されていかない現状も見られます。 一般にはあまり知られていませんが、スクールソーシャルワーカーの活用は、スクールカウンセラーの活用と同様に、「教育振興基本計画」や「生徒指導提要」にも明記され、文部科学省「生徒指導施策」の重要な施策の1つとされています。
そこで本研究会では、本事業の導入にも深く関わり、「生徒指導提要」や文科省の「生徒指導」関連の協力者会議のメンバーとして、スクールソーシャルワーカーの活用を推進してきた野田先生をお招きし、標記テーマの講演会を企画しました。
(※「科学研究費補助金(C)」を活用した研究会企画)
日時
平成22年11月12日(金曜)19:00-21:00(受付:18:45-)
場所
目白大学(新宿キャンパス)10号館 10509教室
(東京都新宿区中落合4-31-1)
対象
スクールソーシャルワーカー・教育関係者・学生・研究者・興味のある方
参加費
無料(事前の参加申込は不要)
連絡先
目白大学 人間福祉学科 大崎研究室
TEL:03-5996-3164
E-mail:osaki@mejiro.ac.jp