2015年度日本学校ソーシャルワーク学会北海道地区研修会
テーマ:教諭とスクールソーシャルワーカーの臨床力向上と協働の方法~修復的アプローチの実践的活用~
対象
小・中・高等学校教諭、養護教諭、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、その他医療・福祉関係者
日程
2015年11月21日(土曜)13時~16時30分
会場
北海道医療大学 あいの里キャンパス 4階4-5講義室(札幌市北区あいの里2条5丁目)
JR学園都市線「あいの里教育大駅(札幌から約23分)」下車、徒歩5分
参加費
1,000円(学生500円)
定員
80名(先着順とさせていただきます)
※申し込みについては、ページ下部の「申し込み方法」をご覧ください
趣旨
北海道において、スクールソーシャルワーカーが学校での支援を開始して9年目を迎え、徐々に教諭や他職種と協働した支援展開の効果が報告されてきています。
これらの教諭とスクールソーシャルワーカーが協働して支援する問題の中には、「いじめ」も含まれます。
2013年には『いじめ防止対策推進法』が制定され、いじめの対応と防止に関しての学校や行政の責務が規定され、学校現場においてはいじめの防止のみならず、すでに生じているトラブルを効果的に解決する方法を模索している最中でもあります。
そこで本年度研修会におきましては、「個人あるいは集団において生じる葛藤・対立を、関係者相互が対話によって平和的に解決する方法」としての『修復的アプローチ』について学びます。
さらに、修復的アプローチのイメージを具体的に理解するために、事例形式での演習も行います。
※修復的アプローチ(Restorative Approaches)とは・・・刑事司法分野における加害・被害という関係にとどまらず、個人対個人、あるいは個人と集団、さらには集団と集団の間に生 じるコンフリクト(対立・紛争)を、利害が対立する当事者間にファシリテーターが介在し、平和的な方法によって関係の修復を図ろうとする理念及び方法。
※本研修会に参加される方は、事前にyoutubeにて「修復的対話」についての動画を視聴されることを推奨します:修復的対話(コンファレンス編)
なお、研修会当日12時30分より会場にて当該動画を再生しておりますので、事前に視聴できる環境がない場合は 会場にお早めにお越し下さい。
プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
12:00- | 受付 |
13:00-13:05 | 開会挨拶・オリエンテーション |
13:05-14:35 | 【講義】「修復的アプローチとは」 山下英三郎氏(日本社会事業大学大学院特任教授) |
14:45-16:20 | 演習 |
講師紹介
山下 英三郎 氏
日本社会事業大学大学院特任教授 日本スクールソーシャルワーク協会名誉会長。
1986年から埼玉県所沢市において、わが国で初のスクールソーシャルワーカーとして実践活動を行う。
1987年から2010年までフリースペースの運営に携わる。また、1999年から今日に至るまでモンゴルの児童支援を継続している。
<主な著書>
『いじめ・損なわれた関係を築きなおす―修復的対話というアプローチ』(学苑社、2010年)、『新スクールソーシャルワーク論 子どもを中心にすえた理論と実践』(学苑社、2012年)、 『修復的アプローチとソーシャルワーク―調和的な関係構築への手がかり』(明石書店、2012年)などスクールソーシャルワーク関係著書多数
後援
- 北海道教育委員会
- 札幌市教育委員会
- 北海道社会福祉士会
- 北海道精神保健福祉士協会
- 北海道医療大学
申し込み方法
研修会チラシ2ページ目に必要事項をご記入のうえ、FAXにて参加をお申し込み下さい。
宛先:北海道医療大学 福間研究室(FAX:0133-23-3242)
申し込み締め切り:11月13日(金曜)
問い合わせ
北海道医療大学 看護福祉学部 福間 麻紀
TEL:0133-23-1211(内 3611)/直通TEL・FAX:0133-23-3242
※お問い合わせは、電話が繋がらない場合はFAXでお願いします。折り返しご連絡させていただきます。