本学会は、学校ソーシャルワーク(スクールソーシャルワーク)の研究を深めるとともに実践の方向づけを探り、さらにわが国での学校ソーシャルワーカー(スクールソーシャルワーカー)養成のあり方についても方向づけを探ることを目的に、社会福祉と教育、心理、司法その他の関連領域の研究者、実践者の参加を得て設立させるものである。(日本学校ソーシャルワーク学会設立趣意書より)
本学会は、学校ソーシャルワーク(スクールソーシャルワーク)の研究を深めるとともに実践の方向づけを探り、さらにわが国での学校ソーシャルワーカー(スクールソーシャルワーカー)養成のあり方についても方向づけを探ることを目的に、社会福祉と教育、心理、司法その他の関連領域の研究者、実践者の参加を得て設立させるものである。(日本学校ソーシャルワーク学会設立趣意書より)
共催
概要
日本において、文部科学省がスクールソーシャルワーカーの配置を進めて4年が過ぎようとしています。いくつかの調査結果によると、スクールソーシャルワーカーの配置と活用は西高東低で、関西以南で積極的に進められ、中部以北では、低迷しています。中でも中部地方では、スクールソーシャルワーカーの配置と活用がなかなか進んでいません。
こうした状況の中、富山県は平成20年度、4市2町1村(配置率46.7%)、21名のスクールソーシャルワーカーからスタートし、平成22年度には2市の単独配置自治体を含め、10市4町1村(配置率100%)、30名のスクールソーシャルワーカーを活用しています。今日の厳しい財政状況の中で、「スクールソーシャルワーカー活用事業」から撤退したり、配置を縮小する自治体があるなか、なぜ富山県ではスクールソーシャルワーカーの活用が進んでいるのでしょうか。
関東甲信越地区では、神奈川、長野、山梨、新潟などでスクールソーシャルワーカーの活用が着実に進められてきていますが、東京都では区市レベルでの進展は見られるものの、東京都全体の動きとしてはまだまだ不十分で、関東甲信越地区全体としてもさらなる取り組みが求められています。
そうした中、関東地区では神奈川県教育委員会が、本事業開始からスクールソーシャルワーカーの配置と活用を積極的に進めています。同県教委は、平成24年度からスクールソーシャルワーカーの支援役として、新たな専門職「スクールソーシャルワーク・サポーター」を配置し、政令市と中核市を除く29市町村に1人ずつ派遣する予定です。
今回のシンポジウムでは、富山県と神奈川県のスクールソーシャルワーカー活用事業の展開過程と実践を通して、本活用事業の今後のあり方について、皆さんと共に考えていきたいと思います。
期日
2012年3月22日(木曜)13:00-17:00(受付12:30-)
会場
目白大学(新宿キャンパス)10号館903教室(東京都新宿区中落合4-31-1)
シンポジウム内容
時間 | 内容 |
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12:30- | 受付 |
13:00 | 開会 |
13:10-14:30 | 【基調講演】「富山県は何故スクールソーシャルワーカーの活用が進んだのか」 ~富山型スタンダードの行方と今後の展開~ 講師:村上満先生(富山国際大学子ども育成学部講師) |
14:10-17:00 | 【シンポジウム】「先進自治体の取り組みから何を学ぶか~富山県と神奈川県の取り組みを通して~」
|
参加費
無料
参加方法
「sswkanto@yahoo.co.jp」宛、氏名・所属・職業をメールにて送信してください。
(定員100 名先着順)
問い合わせ先
<日本学校ソーシャルワーク学会関東甲信越地区担当理事・世話人>
〒161-8539 東京都新宿区中落合4-31-1
目白大学大学院生涯福祉研究科大崎研究室
TEL:03-5996-3164, FAX:03-5996-3060, E-mail:osaki@mejiro.ac.jp
日時
2011年2月19日(土曜)10:00-16:30(受付:9:30~)
場所
東京学芸大学S棟410教室(東京都小金井市貫井北町4-1-1)
内容
時間 | 内容 |
---|---|
午前の部(10:00-) |
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午後の部(13:00-) |
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参加費
無料
対象
学校関係者、児童福祉関係者、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学生、保護者他、子どもの問題に関心をもたれる方々。
申込み
<子どもの問題>支援システムプロジェクトHP内の「イベント情報」より、お申し込みください。
東京社会福祉士会SSW連絡会からのお知らせ
公開研究会終了後、フリートーキングでの振り返りをおこないます。参加要件等は問いませんので、ご興味のある方はお気軽にご参加ください。
時間:公開研究会終了後から17時半まで
お詫び
3月に予定されていた公開研究会は、諸般の事情により延期することになりましたので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
日時
場所
日程・内容
12月4日:生徒指導とスクールソーシャルワーク~生徒指導担当とスクールソーシャルワーカーの連携~
時間 | 内容 |
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13:30-14:30 | 【実践報告1】「ソーシャルワークと教師の役割」 小野學氏(川崎市立久本小学校教諭) |
14:30-16:00 | 【実践報告2】「生徒指導担当とスクールソーシャルワーカーの協働」 大塚美和子氏(大阪府教育委員会スクールソーシャルワーカー) 山本由紀子氏(箕面市立東小学校生徒指導担当教諭) |
16:10-17:00 | 【全体協議】「生徒指導とスクールソーシャルワーク」 |
12月5日:学校における子ども支援のあり方~アメリカの実践に学ぶ~
※当日は、通訳があります
時間 | 内容 |
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10:00-12:00 | 【基調講演】「アメリカにおけるスクールソーシャルワーク」 Brenda Lindsey氏(イリノイ大学臨床系准教授・BSWプログラムディレクター) Mary Bragg氏(スクールソーシャルワーカー・イリノイ州スクールソーシャルワーク協会理事) |
13:00-16:30 | 【シンポジウム】「日本のスクールソーシャルワークの課題と特質を問う」
|
16:30-17:30 | 名刺交換会 |
参加費
無料
対象
学校関係者、児童福祉関係者、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学生、保護者他、子どもの問題に関心をもたれる方々。
申込み
等を明記の上、大学事務局(東京学芸大学 「子どもの問題」支援システムプロジェクト)までメールにてお申し込みください。
東京社会福祉士会SSW連絡会からのお知らせ
12月4日(土曜)公開研究会終了後、フリートーキング等での振り返りをおこないます。 参加要件等は問いませんので、ご興味のある方はお気軽にご参加ください。
時間:公開研究会終了後から18時まで
今後の公開研究会開催予定
ホームページのご案内
<子どもの問題>支援システムプロジェクト専用ホームページが開設されました。 今後の公開研究会の案内や申し込みは、http://www.kodomopj.com/をご参照ください。
会場のご案内
※大学駐車場は開放しておりませんので、公共交通機関でご来場ください。
テーマ
「今なぜ学校現場にスクールソーシャルワーカーが必要なのか」
~家族支援・学校支援の重要性:関西地区の実践を通して~
1.はじめに
平成20年度より、いじめや非行、不登校や虐待、貧困など、複雑・多様化した子どもたちのさまざまな問題に対処するため、文部科学省による「スクールソーシャルワーカー活用事業」が開始され、関東甲信越地区でもさまざまな取り組みが行われてきました。 しかしながら、先駆的な取り組みを展開されていた関西地区に比べると、関東甲信越地区の動きは各県によりばらつきが見られるようにも思われます。
そこで、今回は、大阪府スクールソーシャルワーカー配置事業に深く関わられ、現在も関西各地でスクールソーシャルワーカーのスーパーバイザーとしてご活躍されている野田正人先生(立命館大学産業社会学部教授)をお招きし、 大阪府の事業開始前からの動きや、現在の関西方面の実践状況などについて、家族支援・学校支援という観点からお話しして頂きます。 「今なぜ学校現場にスクールソーシャルワーカーが必要なのか」について考え、関東甲信越地区でスクールソーシャルワークの実践活動を行うワーカーや教育関係者の皆さんの学びの場としていきたいと思います。 これまで当学会では、東京都内で研修の場をあまり設けてきませんでしたので、これを機会に東京都内のスクールソーシャルワーカーや教育関係者の皆さんのネットワークも作っていければ幸いです。
2.実施団体
主催:日本学校ソーシャルワーク学会関東SSW研究会
3.日時
平成22年11月13日(土曜)13:00-16:00(12:30受付)
4.会場
電気通信大学 B102教室
(調布市調布ヶ丘1-5-1(京王線調布駅 中央北口より電通大通りを徒歩5分、甲州街道沿い))
5.日程
時間 | 内容 |
---|---|
13:00-14:30 |
講演「今なぜ学校現場にスクールソーシャルワーカーが必要なのか」 【野田正人先生プロフィール(一部)】 |
14:30-16:00(予定) | 教育関係者の皆様との懇談会 |
6.参加費
無料
7.問い合わせ先
<日本学校ソーシャルワーク学会 関東SSW研究会事務局>
電気通信大学総合文化部門 佐々木啓子研究室
TEL:042-443-5933 FAX:042-443-5582
E-mail:kesasaki@bunka.uec.ac.jp
テーマ
「スクールソーシャルワーカー活用事業の現状と課題」
~東京都の現状および文部科学省「生徒指導施策」との関わりを通して~
講師、企画・進行
講師
企画・進行
趣旨
いじめや不登校、非行や貧困問題など、学校現場では従来の生徒指導や教育相談の枠を超えて、福祉的な視点から支援が求められるケースが増えてきています。 これを受けて、国も平成20年度から「スクールソーシャルワーカー活用事業」を立ち上げ、教育現場に福祉的視点を導入しました。
本事業は、実施から3年目を迎え、全国各地で広がりが見られる一方で、地域によっては、教育関係者や一般の方々に周知されていかない現状も見られます。 一般にはあまり知られていませんが、スクールソーシャルワーカーの活用は、スクールカウンセラーの活用と同様に、「教育振興基本計画」や「生徒指導提要」にも明記され、文部科学省「生徒指導施策」の重要な施策の1つとされています。
そこで本研究会では、本事業の導入にも深く関わり、「生徒指導提要」や文科省の「生徒指導」関連の協力者会議のメンバーとして、スクールソーシャルワーカーの活用を推進してきた野田先生をお招きし、標記テーマの講演会を企画しました。
(※「科学研究費補助金(C)」を活用した研究会企画)
日時
平成22年11月12日(金曜)19:00-21:00(受付:18:45-)
場所
目白大学(新宿キャンパス)10号館 10509教室
(東京都新宿区中落合4-31-1)
対象
スクールソーシャルワーカー・教育関係者・学生・研究者・興味のある方
参加費
無料(事前の参加申込は不要)
連絡先
目白大学 人間福祉学科 大崎研究室
TEL:03-5996-3164
E-mail:osaki@mejiro.ac.jp
主催
東京学芸大学
テーマ
「子どもを中心とした総合的な支援を目指して」
日時
場所
日程・内容
10月23日:日本のスクールソーシャルワークは今~地域に見あった子ども支援とは~
時間 | 内容 |
---|---|
13:30-17:00 |
|
10月24日:個人情報保護と多職種連携~多職種によるチームアプローチ・情報共有と個人情報保護・実践事例を通した検討~
時間 | 内容 |
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10:30-12:00 | 【基調講演】「本当の個人情報保護に迫るために」 毎日新聞論説委員 野沢和弘氏 |
13:00-16:30 |
|
参加費
無料
対象
学校関係者、児童福祉関係者、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学生、保護者他、子どもの問題に関心をもたれる方々。
申込み
等を明記の上、大学事務局(東京学芸大学 「子どもの問題」支援システムプロジェクト)までメールにてお申し込みください。
ホームページのご案内
10月下旬頃には、<子どもの問題>支援システムプロジェクト専用ホームページが開設される予定です。 次回からの公開研究会の案内や申し込みは、http://www.kodomopj.com/をご参照ください。
東京社会福祉士会SSW連絡会からのお知らせ
10月23日(土曜)公開研究会終了後、フリートーキング等での振り返りをおこないます。 参加要件等は問いませんので、ご興味のある方はお気軽にご参加ください。
時間:公開研究会終了後から18時まで
今後の開催予定
通常フォーラム
公開フォーラム
会場のご案内
※大学駐車場は開放しておりませんので、公共交通機関でご来場ください。
子どもの問題支援システムプロジェクト・第1回公開研究会
主催
東京学芸大学
テーマ
「子どもを中心とした総合的な支援を目指して」
日時
2010年9月25日(土曜) 13:30~16:30
場所
東京学芸大学S棟410教室(東京都小金井市貫井北町4-1-1)
日程・内容
時間 | 内容 |
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12:30- | 受け付け開始 |
13:30-16:30 | 【基調報告】 スクールソーシャルワーカー活用事業の背景と展望 文部科学省 初等中等教育局 児童生徒課 【問題提起】 <子どもの問題>支援システムプロジェクトへの期待 野田 正人(立命館大学教授) |
参加費
無料
対象者
学校関係者、児童福祉関係者、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学生、保護者他、子どもの問題に関心をもたれる方々。
申込み
等を明記の上、大学事務局(東京学芸大学 「子どもの問題」支援システムプロジェクト)までメールにてお申し込みください。
今後の開催予定
通常フォーラム
公開フォーラム
会場のご案内
※大学駐車場は開放しておりませんので、公共交通機関でご来場ください。
[地区ニュース:関東・甲信越地区] 平成22年度日本学校ソーシャルワーク学会主催
関東甲信越地区研修会(自治体支援事業)
子どもを取り巻く環境への働きかけ~学校ソーシャルワークとは~
主催
日本学校ソーシャルワーク学会
後援
横浜市教育委員会
ご案内
平成20年度より「スクールソーシャルワーカー活用事業」が全国各地で取り組まれています。 複雑・多様化した今の子どもたちの抱える問題に対して、学校・家庭・地域を“つなぐ”学校ソーシャルワークを活用した支援について理解を深めたいと思います。 その担い手であるスクールソーシャルワーカーの横浜市をはじめとする全国的な活動状況、そして事例を通して児童・生徒支援の進め方を学びたいと思います。
日時
2010年8月14日(土曜) 13:00~
場所
横浜市教育文化センター 地下研修室(横浜市中区万代町1-1)
日程・内容
時間 | 内容 |
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12:45- | 受付 |
13:00-13:10 | 「横浜市におけるスクールソーシャルワーカーの取り組みについて」 岡安朋子(横浜市スクールソーシャルワーカー、スクールスーパーバイザー) |
13:10-14:10 | 【基礎研修講座】 「全国的なスクールソーシャルワーカーの活動状況」 大崎広行(目白大学教授) |
14:10-14:20 | 休憩 |
14:20-16:20 | 【演習】 「事例を通して学ぶ学校ソーシャルワークを活用した児童・生徒支援」 佐々木千里(京都市、他スクールソーシャルワーカー、スーパーヴァイザー) |
参加費
無料
対象者
横浜市内の小・中・高等学校教員(児童・生徒指導専任教諭、養護教諭、特別支援コーディネーター等)、教育行政担当者、スクールソーシャルワーカー等。
申込み
事前申し込みや予約は必要ありませんが、定員(80名)となり次第、受講いただけない場合もありますのでご了解下さい。
問い合わせ先
<日本学校ソーシャルワーク学会事務局>
〒960-1296 福島市金谷川1番地 福島大学人間発達文化人類学大学院 鈴木庸裕研究室
FAX:024-548-8114 / E-mail:nsuzuki@educ.fukushima-u.ac.jp