本学会は、学校ソーシャルワーク(スクールソーシャルワーク)の研究を深めるとともに実践の方向づけを探り、さらにわが国での学校ソーシャルワーカー(スクールソーシャルワーカー)養成のあり方についても方向づけを探ることを目的に、社会福祉と教育、心理、司法その他の関連領域の研究者、実践者の参加を得て設立させるものである。(日本学校ソーシャルワーク学会設立趣意書より)
本学会は、学校ソーシャルワーク(スクールソーシャルワーク)の研究を深めるとともに実践の方向づけを探り、さらにわが国での学校ソーシャルワーカー(スクールソーシャルワーカー)養成のあり方についても方向づけを探ることを目的に、社会福祉と教育、心理、司法その他の関連領域の研究者、実践者の参加を得て設立させるものである。(日本学校ソーシャルワーク学会設立趣意書より)
※当大会チラシ(PDFファイル)もぜひご覧ください!
子どもの生活や地域の再生と学校ソーシャルワークを考える
震災後の日本の社会において、子どもたちの幸せをめぐり、数多くのふり返りや見直す課題を見つめてきました。2年近くが経ついま、人間復興(暮らしと命の復興)に向けた様々な取り組みから得た知見や実践を般化して、学校ソーシャルワークの立場からひろく全国的課題と実践について考える大会にしていきたいと考えています。是非、東北の地へ。
2013年7月13日(土曜)-14日(日曜)(※前日企画12日(金曜))
時間 | 内容 |
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10:00-12:00(受付:9:30) | 【大会事前企画】基礎研修・専門研修(※主催:日本学校ソーシャルワーク学会研修委員会)
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12:00- | 本大会受付 |
13:00- | 開会行事(主催者挨拶、代表理事・大会長・来賓挨拶/紹介、等 |
13:15- | 【基調講演】「全町避難―まちづくりと子どもたちの生活支援」 福島県大熊町 町長 渡辺利綱氏 |
14:30- | 【企画シンポジウム】「地域復興・生活再建にとって学校ソーシャルワークの役割は」(以下、仮題)
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17:00- | 年次総会 |
17:30- | 情報交換会(懇親会)於大学生協レストラン |
時間 | 内容 |
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9:30-12:10 | 自由研究発表分科会(※発表の申し込みについて(5月10日必着))於:3会場 ※報告20分、質疑応答20分
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12:20-13:00 | 地区世話人会議 |
13:00- | 課題研究分科会第1分科会「スーパービジョンの現状と今後の取り組み」【趣旨】スクールソーシャルワーカーの専門性向上と配置形態に基づく業務改善に向けた支援として、スーパーバイザー配置の要望が高まっています。文部科学省のスクールソーシャルワーカー活用事業が開催して5年目を迎えます。そこで、全国のスーパービジョン体制の動向と現状を踏まえて、今後の取り組みについての方向性を提示していきたいと考えています。
第2分科会「学校でおこなうアセスメントの意義と実際~他職種との違いを知り生かす~」【趣旨】 スクールソーシャルワーカーが実践するアセスメントは、学校現場を中心に行われるところに最大の特徴がある。しかし、実際的には子ども達が抱える問題が複雑多様化するなかで、効率・効果的に情報収集を実施するには多くの課題が潜在している。 そこで本分科会では、配置型と派遣型の各スクールソーシャルワーカーに加え、スクールカウンセラー経験のある臨床心理士の三者から、学校で行うアセスメントの意義と実際をテーマに発題してもらい、双方の視点の違いを知ることで、今後の協働へと生かしていくための議論を参加者全体で深めていきたい。
第3分科会「いじめ、非行/暴力、虐待をめぐる事例研究」【趣旨】 本課題研究のテーマである「いじめ」や「非行・暴力」、また「虐待」は、被害者・加害者という当事者の問題だけではなく、社会的問題として 認識され注目されている。ニュースや報道をはじめとして、「現象」として表れている状況や課題への対応に追われがちとなるが、本来、これらの問題は分断されて考え ていくべきものではなく、その背後までも含めた見立てが重要である。 本課題研究では、事実をどのように認定するのか、また、その背景にある子どもと家族、地域をどのように見立てて整理し、外部機関にいかに繋 げていくのかについて、フロアも交えて議論を深めたいと思います。
第4分科会「キャンパスソーシャルワーカーと青年期」【趣旨】 青年期は、年齢区分が確定されていない現状があるが、ここでは学校教育制度と重ね合わせ、高校生から大学生が就職する時期の年代を想定したい。青年期では、身体的変化を体験した後、精神的・社会的成熟を本人だけではなく社会からも求められる。子どもではないが大人にも成りきれていない成熟状態において、本人だけではなく家族も苦悩する。 アイデンティティの確立や社会的な自立がこの時期のテーマとして挙げられるが、それらを妨げる多くの課題に直面するところに支援ニーズがある。自らで課題を解決する青年期の若者も多く存在するが、精神的な課題と社会的な課題が混同しているところで複雑化し支援を求める若者が現れる。その実態と支援のあり方を高校と大学のそれぞれのソーシャルワーカーが提起しつつ、ソーシャルワークの必要性と有用を提示して行きたい。その後にフロアとの意見交換を行い、議論を深めることを目指す。
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事前申し込みは6月15日までです。厳守をお願いします。なお、いったん納入されたものは返却できません。
郵便振替:02230-7-67785
口座名:日本学校ソーシャルワーク学会
郵便振替用紙を使用し、通信欄に、入金の項目と金額、そして合計金額をもれなく各自でご記入いただきご送金下さい。
13日の昼食は、大学生協食堂・売店が営業しております。ご利用ください。
14日は食堂・売店とも閉店しています。昼食の必要な方は、弁当の予約(お茶付きで800円)を受け付けます。事前申込制です。参加費等の事前申し込みの際にご利用ください。
第8回大会事務局
〒960-1296 福島市金谷川1番地
福島大学大学院人間発達文化研究科鈴木庸裕研究室気付
TEL/FAX:024-548-8114
E-mail:ssw@educ.fukushima-u.ac.jp